宗像消防フィロソフィ

宗像地区消防本部フィロソフィの画像

Munakata Fire Dept
Philosophy

宗像地区消防本部の行政サービスに携わる全員がもつべき意識・価値観・考え方として、宗像消防フィロソフィを策定しました。

これにより、私たちは同じ価値観をもち、判断および行動をしていくことで、全員が心を一つにして一体感をもって、市民に安心・安全を提供することで、社会の進歩発展に貢献していくよう全力を尽くしていきます。

① 人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力

成果は「考え方」「熱意」「能力」の掛け算で決まる

否定的な考え方はすべてをマイナスにする

前向き・協調・謙虚・感謝などがプラスの考え方

② 人間として何が正しいかで考える

判断基準は「人として正しいか」

子供の頃の道徳観を大人になっても大切にする

実行することが何よりも重要

③ 美しい心をもつ

利己心ではなく利他心を大切にする

思いやりと愛に満ちた心を育む

正しい判断は「美しい心」から生まれる

④ 常に謙虚に素直な心で

人からの注意や指摘を素直に受け入れ、反省する姿勢が重要

謙虚な心が成長を促す

自分を見つめ直すことが進歩の第一歩

⑤ 常に明るく前向きに

どんな困難も前向きにとらえる

心の持ち方が結果を左右する

明るく前向きな気持ちが仲間や市民にも安心感を与える

⑥ ものごとをシンプルにとらえる

複雑なものこそ単純にとらえ直す

消防の本質は「命を守る」こと

本質を見抜く目が正しい判断を導く

⑦ 対極をあわせもつ

大胆さと細心さ、人間性と合理性などの両立が必要

状況に応じて適切に使い分ける

バランスではなく、両方を兼ね備える

⑧ 真面目に一生懸命仕事に打ち込む

誠実に仕事へ取り組むことが成長につながる

消防への情熱を忘れず、日々努力する

真面目さが仲間や市民を守る力となる

⑨ 地道な努力を積み重ねる

成功は日々の小さな努力の積み重ね

仕事を好きになることで継続できる

初心を思い起こすことが、必ず私たちを成長させる

⑩ 自ら燃える

自ら進んで行動する「自燃性」を目指す

自分の熱が仲間に火をつけ、組織を動かす

困難に立ち向かう情熱を持つ、燃える集団となる

⑪ 一人ひとりが宗像消防

傍観せず、自分の役割を認識し、責任を果たすことが組織の未来をつくる

一人ひとりの行動が宗像消防の印象や評価を左右する

思いやりと行動力を持ち、自ら変化を起こす存在になる

⑫ 本音でぶつかれ

上司部下に関係なく、問題点は率直に指摘し合える関係が重要

「誰が正しいか」でなく「何が正しいか」を基準に議論する

本音の対話が信頼と成長の土台となる

⑬ 私心のない判断を行う

自分の利益を排除し、公正な判断を心がけることが正しい方向につながる

「自分を無にする」ことで客観的な思考ができる

常に「私心なかりしか」を問いかけながら判断を下す

⑭ 率先垂範する

嫌な仕事ほど率先して行うことで信頼と協力を得られる

言葉よりも行動が人を動かす

リーダーだけでなく全員が実践することで活気ある職場が生まれる

⑮ 組織の垣根を越える

部門の枠を超え、当事者意識をもって自発的に行動する

組織全体の目標達成のため、他部門とも連携し助け合う

多様な視点と柔軟な対応が風通しの良い職場をつくる

⑯ 尊い命をお預かりする仕事

消防の任務は市民の命を守る最前線であり、極めて重大

過去の災害を教訓に安全管理の徹底を図る必要がある

全ての消防業務を通じて「命を守る」責任と使命を果たす

⑰ 感謝の気持ちをもつ

市民、家族、仲間の支えがあるからこそ仕事ができている

感謝と謙虚な姿勢を忘れずに日々を過ごすことが重要

本心からの「ありがとう」が信頼と人間関係を築く

⑱ 市民目線を貫く

市民の利益を最優先に考えることが行動の原則となる

困難に直面しても、市民の視点を持てば使命が明確になる

市民目線はモチベーションや判断の軸になる重要な基準

⑲ 採算意識を高める

税金で成り立つ職務であることを常に意識する

コスト意識を持ち、効率と効果の両立を意識する

経費の使い道が住民の利益につながるかを常に検討する

⑳ 最高のバトンタッチ

仲間との信頼関係を基盤に、仕事を連携して進めていく

各部門が思いやりを持って支え合い、業務を円滑に繋ぐ

志を同じくする仲間が連携すれば、最良のサービスが生まれる

㉑ ベクトルを合わせる

同じ価値観と目標を共有すれば、相乗効果で大きな成果を生み出せる

全員のベクトルを合わせるには「人として正しいか」を基準にすることが重要

平時の丁寧な対話が、有事の迅速な行動につながる

㉒ 実力主義に徹する

組織の長は実力と人間力を兼ね備えた人が務めるべき

年齢や経歴でなく、能力と信頼でリーダーが決まる風土を築く

力ある人が最大限に力を発揮できる組織こそが強い組織

㉓ 強い持続した願望をもつ

成功には「こうありたい」と強く思い続ける願望が必要

願望は繰り返し意識することで潜在意識にまで浸透する

願望に疑念があれば本気になれず、成功は得られない

㉔ 成功するまであきらめない

困難に直面しても、可能性を信じて粘り強く続ける姿勢が重要

執念と熱意を持って取り組めば、解決の糸口が見える

リーダーは強い意志で組織を成功へ導く役割を担う

㉕ 真の勇気をもつ

正しいことを貫く勇気が組織と命を守る行動につながる

勇気とはリスクを理解したうえで冷静に行動する力

安全のために「臆病」と言われる勇気も必要である

㉖ 昨日よりは今日、今日よりは明日

毎日の仕事に改善の視点を持ち、創意工夫を続けることが成長に繋がる

現状に満足せず、常に「もっと良くできないか」と問いかける

小さな創意工夫の積み重ねが、市民サービスの向上に繋がる

㉗ 楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する

まずは夢や希望をもって「できる」と信じ構想を描くことが大切

計画段階ではあらゆるリスクを想定し、慎重な準備を行う

実行段階では自信と勇気を持ち、前向きに行動する

㉘ 果敢にチャレンジする

現状に満足せず、変化と向き合い新しい価値を創造する

高い目標に挑み、失敗を恐れず進化を続けることが重要

苦労を惜しまず挑戦し続ける姿勢が、市民の信頼につながる