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応急手当
119番のかけ方
 
 
 
 
 
 
  宗像地区消防本部では、4台の救急車を配置して、24時間体制で管内(宗像市・福津市)の救急事故などに対応しています。しかし、救急出動件数は年々増加しており、平成27年中には5,796件の出動がありました。
  救急出動の中には、「かすり傷などの軽いケガ」や「夜間・休日のため診察時間外だった」など、安易な119番通報による出動が増えており救急件数の増加の大きな原因となっています。実際に救急車で病院へ搬送された方の約33.3%が入院の必要がない「軽症」と診断された患者さんでした。
  119番通報を受けると、通報場所に一番近い救急車が駆けつけることになりますが、このままだとすべての救急車が出動してしまい、本当に救急車が必要な重い症状の患者さんへの対応が遅れてしまうことが予想されます。 

  救急車を要請するときは、もう一度考えて、緊急性がなく、救急車以外に搬送手段がある場合には救急車の利用を避け、自家用車や患者搬送タクシーなどを利用してください。また、体の調子がおかしいときには、症状が重くなる前に、早めに病院で診察を受けましょう。

  市民の皆様のご理解とご協力をお願いします。

 救急車は、ケガや病気などで、緊急に医療機関へ搬送するものです。でも、最近、救急出動の中には、「かすり傷などの軽いケガ」や「夜間・休日のため診察時間外だった」など、安易な119番通報による出動要請も増えています。これは、事故による大ケガや、心筋梗塞など重症の人への対応の遅れにつながってしまいます。

 

平成22

平成27

救急出場件数

4,981件

5,796件

1日当たり平均

13.7件

15.9件

救急隊数

4隊

4隊

 

 

平成22

平成27

搬 送 人 員

4,667人

5,465人

軽 症

1,757人

1,822人

中等症

2,338人

3,205人

重症等

572人

438人

 

 このままでは、救える命も救えなくなるかもしれません。真に救急車を必要としている人のために、救急車の適正利用について、市民の皆様のご理解とご協力をお願いします。
 なお、事故の状況や急病の症状からみて緊急だと感じたら、迷わずすぐに119番通報して下さい


 宗像地区消防本部の救命講習受講者(普通救命・上級救命)の市民アンケート調査によると、軽いケガや病気には救急車が出動しないとした場合には、どういった対応が必要と思いますか?との質問に対し、多くの市民の方が、病院情報の提供や医療相談(アドバイス)の実施が必要と回答されています。

◆医療情報案内や医療相談(アドバイス)等は、こちらをご利用ください。※福岡県医療情報ネットにリンクしています。
   
 ふくおか医療情報ネットって何?

福岡県では2004年1月からインターネット上で医療機関情報を県民向けに提供する『ふくおか医療情報ネット』(運営委託・財団法人福岡県メディカルセンター)を開設しています。

ふくおか医療情報ネットでは、住民の医療機関選びに際して、診療科目、住所、診察時間、専門医の有無、セカンドオピニオンや外国語への対応の可否などの条件検索が可能で、さらに感染症や予防接種、花粉情報なども提供、さらに医療行為に関する各種相談窓口も紹介しています。
  ふくおか医療情報ネットへ

 
福岡県小児救急医療電話相談って何?
 夜間に子どもが急な発熱、下痢、嘔吐、けいれん、ケガなどをした場合、経験豊かな看護師や小児科医が対応する『福岡県小児救急医療電話相談』には平成19年度、1万7471件の電話相談が寄せられました。
 こどもの医療相談へ
 この電話相談では、県内同一短縮番号『#8000』で相談窓口に連絡すると、症状に応じたアドバイスを得られる仕組みです。子どもを持つ保護者に好評なため、従来は19時から23時までだった受付時間を平成21年6月から翌朝7時までに時間延長して相談に応じています。
※参照〜日本小児科学会
  
救急医療情報センターって何?

 24時間体制で休日・夜間に診療可能な病院の情報のほか、平日の日中に「○○市の○○に住んでいますが、付近の耳鼻科を教えてください。」というような質問にも対応してくれます。

◎電話番号:092(471)0099(年中無休:24時間体制)

お問い合わせ先
宗像地区消防本部 救急課
電話:0940-36-2455
ファックス:0940-37-0011
Mail:kyukyu@munakata119.jp