宗消防災
 
 

 

熱中症対策

 
~熱中症とは~

 高温多湿な環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調整機能がうまく働かなくなったりすることにより、体内に熱がたまり、筋肉痛や大量の発汗、さらには吐き気や倦怠感などの症状が現れ、重症になると意識障害などが起こります。
 また体調が良くない、暑さに体がまだ慣れていないなどの個人の体調による影響など様々な要因により、熱中症の発生が高まりますので、急に暑くなった日は特に注意が必要です。
<注意・お願い>

01暑さの感じ方は人によって異なります!

 人間の体調や暑さに対する慣れなどが影響して、暑さに対する抵抗力(感受性)は個人によって異なります。自分の体調の変化に気をつけ、暑さの抵抗力に合わせて、万全の予防を心がけましょう。


02高齢者の方は特に注意が必要です!

 熱中症搬送者のおよそ半数は高齢者(65歳以上)です。高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しており、暑さに対する体の調整機能も低下しています。
 のどの渇きを感じていなくてもこまめに水分補給をしたり、暑さを感じなくても扇風機やエアコンを使ったり温度調整をするように心がけましょう。


03周りが協力して、熱中症予防を呼びかけ合うことが大切です!

 一人ひとりが周囲の人に気を配り、熱中症の予防を呼びかけ合うことで、熱中症の発生を防ぐことができます。
 特に、熱中症にかかりやすい高齢者や子どもについては、周囲が協力して見守るようにしましょう。


04節電を意識するあまり、熱中症予防を忘れないようご注意ください!

 気温が高い日や湿度の高い日には、決して無理な節電はせず、適度に扇風機やエアコンを使用するようにしましょう。


05コロナ禍においては、マスクの着用方法に注意して下さい!

 夏場の暑い時期においては、屋外で人と2m以上の距離が保たれている場合、マスクを外しましょう。 マスクを着用すると、体に熱がこもってしまい、熱中症をおこしやすくなります。マスク着用時は激しい運動を避け、こまめに水分を補給し、気温・湿度が高い時は特に注意しましょう。



自力で水を飲めない、意識がない場合は、直ちに救急車を要請しましょう!



2021年宗像地区の熱中症による救急搬送状況

年 齢 区 分(人)

初診時における傷病程度(人)

新生児

乳幼児

少年

成人

高齢者

合計

死亡

重症

中等症

軽症

その他

合計

0

2

5

12

35

54

0

0

31

23

0

54

0%

3.7%

9.3%

22.2%

64.8%

100%

0%

0%

57.4%

42.6%

0%

100%


詳しくは、以下の情報をご覧下さい。

熱中症予防リーフレット」、「熱中症対策リーフレット」、「消防庁 熱中症情報
このような症状が出たときは、すぐに119番へ!
  • 手や腕のしびれ、力が入らなくなる
  • 胸をしめつけるような痛み
  • ろれつが回らない、言葉が出ない
  • 左肩、下あご、背中の痛み
  • めまい、ふらつく、立てなくなる
  • 胸の痛みが30分以上続く
  • 意識がなくなる
  • 呼吸が苦しく冷や汗も出ている
 
お問い合わせ先
宗像地区消防本部 救急課
電話:0940-36-2455
ファックス:0940-37-0011
Mail:kyukyu@munakata119.jp